「歯の治療が終わったからもう大丈夫」って思っていませんか?
実はむし歯の原因となるミュータンス菌は常に口のなかにいるのです。
このミュータンス菌が出す酸から歯を守っているのが「唾液」ですが、この唾液は加齢により減少していきます。
また、治療した歯はしっかりとケアをしないとむし歯になりやすいのです。
患者さん自身によるお口のケアでは頑張っても6割の効果しかないと言われています。
だから、歯医者に定期的に通って、自分では難しい箇所の歯垢や歯石を歯医者で取り除き、お口のなかのミュータンス菌が少ない状態を保つことが、むし歯にならない為には不可欠なのです。
実際、予防歯科の取組みが進んでいる山形県の酒田地域では、80歳を超えて自分の歯が20本以上ある方の割合が全国平均を上回っています。